【軽井沢】子育て世代にとって住み心地はどう?軽井沢での子育て、メリット&デメリット

軽井沢のイメージ写真

新型コロナの影響でテレワークが広まったことで、テレワーク拠点・ワーケーション拠点としてジワジワと注目されている軽井沢。

子育て世代の中には、"環境を重視して軽井沢に住み、そこでテレワークをするのもアリなのでは?"

と考えている方も多いはず。

そこで今回は、東京出身&軽井沢で未就学児を子育て中のママ目線で、

軽井沢で子育てするのって実際どうなの?

を暴露すべく「軽井沢で子育てするメリデメ」をご紹介したいと思います!

メリット

軽井沢で子育てするメリットをまとめるとこちら♪

※未就学児を育てている筆者の独断と偏見です。もう少し大きなお子さんがいる方にとってはもっと別のメリットがあるかもしれません^^

軽井沢で子育てするメリット

  1. 空気が綺麗、自然が豊か
  2. 東京への通勤もOK
  3. 町の子育て支援施策が優秀

空気が綺麗、自然が豊か

東京と比べるとかなり空気は綺麗です。川や山など自然が多く、のびのびと子育てできる環境だと思います。

観光で来る方には知られていませんが町内には遊具がある広めの公園も点在しており、外遊びスポットには事欠きません。

ちなみに避暑地なだけに冬は豪雪地帯になっていると思われがちですが、実はそんなに雪は積もりません。

初雪は11月頃なので確かに降る回数自体は多いのですが、車で出かけるのが怖いと思うほど積もるのは年に数日くらいです。(また大きな道は町の除雪車が来てくれるのですぐ復旧します。)

 ※ちなみに軽井沢駅から見えるスキー場、あれは人工雪でございます!

東京への通勤もOK

軽井沢に住む魅力の一つが都心への良好なアクセス。東京駅までは新幹線で1時間ほどです。

その為都心まで新幹線通勤している人は現時点でも少なく無いですが、コロナ後のワークスタイルとして

「週のほとんどは軽井沢で在宅勤務、時々新幹線で都内へ出社」

なんて働き方ができたらなかなか素敵ですよね。

ということで「東京で働きながら軽井沢で子育て」なんてことも無理ではありません。

町の子育て支援施策が優秀

正直これは秘密にしておきたいけど言っちゃう。

ぶっちゃけ軽井沢町の財政はそこそこ潤ってると思われ(たぶん別荘税とか観光業で)、町の育児支援施策はかなり優秀です。

例を挙げると…

  • 保健センター等による親身な育児相談
  • 福祉医療給付制度(妊婦・児童は月500円を超える医療費は町が負担)
  • 幼児2人乗り自転車購入時の助成(max5万円)
  • 出産祝金が近隣の自治体よりチョット高い


などなど。

詳細は町の公式サイトでご確認頂ければと思いますが、1つめの育児相談について以下コメントを。

町内の保険センターや児童館には保健師さん・栄養士さんがいらっしゃり、妊娠中のこと、乳幼児の発達・離乳食、断乳、イヤイヤ期などなど育児に関して随時相談ができます。

一応、月2回の「乳幼児相談」の日にセンターへ行き相談させてもらうシステムなのですが、現状それ以外の日でも電話すると保健師さんが出てくれ、電話口で相談や質問に答えてもらえます。

突然の電話でもとても親身になってアドバイスをくださるので、育児でつまづいた時とても助かっています。

このように高齢者の多い町でありながら子育て世代へもキメ細かいサポートを行っている点はとても感動的で、日本国政府にもぜひ見習ってほしいと常々思っています。

デメリット


デメリットをまとめるとこんなかんじです。

※こちらも未就学児を育てている筆者の独断と偏見です。もう少し大きなお子さんがいる方にとっては別のデメリットがあるかもです。

軽井沢で子育てするデメリット

  • 出産できる病院が無い
  • ベビー用品店、子供用品店が無い
  • 外食が高い
  • 寒い
  • 紫外線が強い

出産できる病院がない

え?と思うけどまさかまさかの、軽井沢町には出産できる病院がありません。小諸市佐久市といった近隣の市(車で2~30分ほどの距離)で出産することになります。

町内に婦人科の病院はあっても産科は無いのが現状です。

なので軽井沢町民の妊婦さんは、町内の婦人科で健診を受け32週頃に近隣の産科がある病院へ紹介され、そこで出産することになります。

陣痛が来てから車で2~30分ほどかかる病院へ…まぁ皆さんなんとかなってますけどね。

ベビー用品店、子供用品店が無い

【悲報】軽井沢にはアカチャンホンポ西松屋、バースデー、トイザらス、ベビーザラス、全部ありません!

さらに子育て世代の味方である100均、ユニクロ、GU、イオンもありません。

あるとすれば服はアウトレット内のGAP(これは便利だけど)、その他POLOなどブランドもののキッズコーナーのみ。

オムツやベビーフードや洗剤、子供用歯ブラシなどは薬局で買えますが、やっぱり衣料品やオモチャなどが買えないのはちょっと不便。

でも隣の佐久市まで車で行けば上に書いたものはアカチャンホンポベビーザらス以外全部あります。あとイオンも。(佐久すごい)

佐久市までは車で2~30分ほどです。近いのか遠いのか微妙なところですが、個人的にはちょっと面倒だと思っています。

外食が高い

自炊に疲れた時にありがたい外食ですが、軽井沢は観光地なので基本的にレストランの価格がお高めです。

平日ランチでも相場は1500円前後。

食べ盛りの子供を連れて外食するのは結構コストがかかると思われます。

ただし逆に「ママ友とちょっと贅沢ランチをしたい♪」なんてときは高級レストランが沢山あるので困りません。

寒い

東京出身の私の感覚から言うと、軽井沢は10月初旬~4月末くらいまで寒いです。

秋冬になってくると公園での外遊びに付き合うのもだんだんツラくなってきます…。

メリットのところで「外遊びスポットには事欠かない」と言いましたが、正直外遊びできる時期は短いです。

ただしその分、少し大きい子であれば存分に雪遊びが楽しめて良いのかもしれません…。

紫外線が強い

これもあまり知られていない事実ですが、標高の高い軽井沢は紫外線が強いです。

毎日子供の外遊びに付き合っていると、髪や肌に結構なダメージが…。

美容にも気を付けたいママにとってはなかなかの天敵ですよね。

そのため私は1年中SPF強めの日焼け止めを使って防御しています。

ちなみに、軽井沢の水道水もあまり美容には良くないそう。浅間山のふもとに位置する軽井沢の水はミネラル分を多く含み、カルキがとても多いんです。美容師さん曰くこの水質は髪によろしくないらしく、軽井沢に住んでる人はパーマがかかりにくいと言っていました…。※ただ個人的には軽井沢に住むようになって明確に「髪が痛んだ」とは感じていません。

「軽井沢で子育てするメリット・デメリット」終わりに

以上、私が軽井沢で未就学児を育てていて感じるメリデメでした。

なんかデメリットの方が多くなっちゃいましたが(笑)、総合的には自然環境と町の施策の恩恵が大変大きい為いまのところはとても子育てしやすい町だと感じています。